メンタル

勝ったときのメンタル処方箋

人間って単純な生き物です。

一部の天才を除いて、

無意識に作業をすすめると気づかぬうちに

欲に従った行動をとってしまいます。

私の場合は、負けたときの心の動きをコントロールすることは比較的ラクだったのですが、

勝ったときに、捕まえた魚をリリースするがごとく、利益をとばすことが多々ありました。。

自分で振り返って頭をかきむしるほど悔しい思いをした経験が何度も何度も何度も・・・・

『成功体験をひきずって同じトレードを繰り返してしまった結果、利益が飛んでしまうか、大きく負けてしまう』

 

みなさんも経験ありませんか?
これって勝てているのに負けている状態ですよね?
すごくもったいないと思いませんか?

ではなぜ、このような結果になってしまうのか?
私なりの自己分析です。

理由

1.成功体験に引きずられる

勝ったときの感覚が無意識に刷り込まれて、普段やらないようなトレードをしてしまう。
相場に対して横柄な態度となっている証拠です。
→こんだけ稼げたのだからもっと稼げるでしょ、という自分の欲に負けた状態。
ロットを大きくしていませんか?

2.チャートが見えていない

冷静にチャートをみるとどう考えてもエントリーできないところでもエントリーしている。。なぜか。
→こんだけ稼げたのだからもっと稼げるでしょ、という自分の欲に負けた状態。

大きく相場が動いた後は必ず、レンジ相場がやってきます。

他にも理由を探せばたくさんあるかと思います。
自分の心の動きを振り返ってみてください。

では、どうすればいいのか?
解決策の前にお伝えしたい事実があります。
勝っているトレーダーの損益チャートの事実です。

損益の事実

まず、勝ち続けているトレーダーがどのような損益グラフになっているかを頭に刷り込むことが重要です。
自身の損益チャートをイメージできていますか?
勝っているトレーダーのチャートは次のようになっているはずです。

確率の世界なので、負けることももちろんあります。
どれだけうまく負けられるか、
それこそが勝ち続けられる、つまり相場に残り続けるトレーダーの姿なのです。

この損益グラフでどうすればいいのか答えが見つかった方もいるかもしれません。
どうすればいいのか、具体的な方法の一例を掲載します。

メンタル処方箋

1.離れる。出金する。

トレードから離れるのが一番の回避方法です。
勝ったお金をすぐ出金するなど

2.ロットを下げる

今日の俺はついている。勝てる!勝てる!
そんなメンタルの状態のとき、どうしてもトレードしたいあなた。
オススメは、1/5のロットさいずにすることです。

3.別の通貨ペアでトレード

勝ってもどうしてもトレードしたいあなた。
トレードしたいときは、別の通貨ペアでトレードすべきです。
同じ通貨ペアですぐに同じチャートパターンが現れる確率は限りなく低い。

3つの処方箋を例にあげましたが、人によって合う合わないがあるかと思います。
自分に一番あった方法を試すべきです。

大前提として、まず大きく勝った、ということを自分で認識することが
スタートになります。認識していないと上記の対策をとれない。。

気づき

大きく勝ったときこそ、一度トレードから離れるクセを。人は勝ったら中毒症状が勃発する。